JR東日本株主優待券

きっぷの紹介ページです。
今回はJR東日本の株主優待券を紹介します。
運賃(乗車券)と料金(特急券)のいずれか、もしくは両方を 4 割引にしてくれる素敵なアイテムです。
トップ画像は普通のきっぷですが、今年のゴールデンウィークで使用したのは本文の出札補充券です。

入手方法
株主になって入手する手段もありますが、金券ショップで購入(2025年5月相場:約3500円)、JREバンクの特典で入手することもできます。
JR西日本の株主優待券と比較すると割引率、料金(特急券)の点で劣るので少し安めです。
JR西日本は特急券 4 枚まで半額でしたが、JR東日本は 1 枚までの適用になります。
使い方
2025年5月現在のきっぷの購入方法は以下の通りです。
①えきねっと(WEB)
②JR東日本の指定席券売機
③JR東日本のみどりの窓口(駅たびコンシェルジュ)
特徴はJR西日本の時と同じですね。
①、②はあまり複雑なルートは指定できません。
出札補充券で発行しないとならないようなルートはまず無理です。
相場 3,500 円とすると元を取るには 10,000 円くらいのルートが必要になりますね。
東京~仙台間だと特急料金含めて 12,000 円くらいなので元が取れますね。
ちょっと欲張ると「東京~新幹線~仙台~常磐線特急~上野」なんてルートでもっと得することができます。
この場合は常磐線特急の特急料金は株主優待の対象外になります。
往復で 2 枚株主優待券を使うならどんなルートでも大丈夫ですけどね。
ちなみに今回の出札補充券の詳細なルートですが下記の通りでした。
南小谷→(大糸線)→松本→(篠ノ井線)→塩尻→(中央本線)→西国分寺→(武蔵野線)→武蔵浦和→(埼京線)→大宮→(上野東京ライン)→東京→(総武本線)→千葉→(外房線)→蘇我→(内房線)→安房鴨川→(外房線)→大網→(東金線)→成東→(総武本線)→佐倉→(成田線)→我孫子→(常磐線)→友部→(水戸線)→小山
窓口の方には御迷惑をおかけしました。
きっぷ作成中に100人抜きを達成してしまったのですが、それはまた別のところでお知らせさせていただきます。
Kの個人的な見解
今までは使い勝手があまり良くなく使用頻度は低かったです。
というのも「週末パス」という便利なきっぷがあったので、そちらの方がよく使っていました。
こちらも別途紹介させていただきますが、JR東日本管内(宮城県、山形県以南)+一部私鉄が2日間利用できて 8,800 円です。
特急券を別途購入すれば新幹線も乗り放題(東京~熱海間はJR東海管内なので不可、サフィール踊り子などのプレミアムグリーンも不可です)なので、簡単に元が取れてしまいます。
私鉄が使える上に、株主優待券でネックになる「一筆書きのルール」も関係ないです。
ただこの便利なきっぷも今年の6月使用分で終了してしまうので、今後は相場が高くなるかもしれません。
とはいえ「一筆書きのルール」がとても面倒なので、やっぱり難易度高めですね。
JR西日本みたいに特急券が複数枚安くなると使い勝手がよくなるんですけどね。
例えば「東京→(新幹線)→新青森→(リゾートしらかみ)→秋田→(特急いなほ)→新潟→(上越新幹線)→大宮」みたいなルートを作ると4枚特急券が必要になるわけです。
あんまり得しすぎても良くないんですけど、もうちょっと使い勝手がよくなるように特急券の割引枚数、増やしていただけないっすかね(汗
ともあれ「週末パス」が無くなって使用頻度が高くなることは間違いないので、これからも末永く付き合っていきたいです。